信じてたのに…浮気相手が妊娠しちゃった

「以前から、浮気の疑惑はあったけれど…ついに旦那から離婚を切りだされてしまった。しかも、浮気相手は妊娠してるらしい。離婚はしたくない…けど…」
浮気の確証を得る前に、そんなことを切りだされてしまったら、何を言っていいか解らなくなってしまいますよね。実は既婚の男性が未婚の女性と不倫関係になり、妊娠させてしまうケースが近年増えてきているようです。
中には夫婦間で子供が出来ないことに悩んだ末に、浮気相手との間に子供が出来てしまうケースもあり、女性にとってはとても重い結末を迎える人が多いようです。

私のいないところで、運命が決まってしまう？

離婚・再構築…結末をどこにおくのかはおいておいても、気になるのはお腹の中の子供です。愛する旦那の血を引く子供を別の女が産むなんて…想像しただけでも辛いですよね。
しかし、その子供の処遇については、母親である浮気相手に決める権利があるのです。勿論、話し合いの場でお願いとして「産まないで欲しい」と伝えることは可能ですが、中絶を強制することは出来ません。
さらに、出産をした場合、認知については男性の自由。認知するもしないも、どちらにしても妻の承認・許可は必要ないのです。仮に認知の拒否をしたとしても、浮気相手側から家庭裁判所へ認知を求めて調停の申し立てが出来ます。DNA鑑定で親子関係が証明出来れば、強制認知も可能になってしまうのです。
もちろん、認知となれば扶養義務が発生し、養育費の請求も可能となってしまいます。

産まなかった場合の決着は？

もし仮に、産まないという選択をした場合でも、この浮気の不始末には決着をつけなければいけません。中絶費用については、浮気相手と旦那さんの折半が多いようです。妊娠については、それで決着ですが、それではあなたの気持ちはまだ収まらないですよね。
その場合は、浮気の慰謝料は別として浮気相手へと請求をすることが出来ます。相手が妊娠している以上、旦那さんとの間に肉体関係があったことは明白です。不貞行為があったとして、あなたから慰謝料を請求することができます。慰謝料請求と合わせて、誓約書等を文書で残してもらい、旦那さんとの関係を完全に断ち切ってもらいましょう。

いかがでしょうか。不倫に妊娠が絡んでしまうと、結論を出さなければいけないリミットが決まっているため、焦ってしまいがちです。辛いでしょうが、しっかりと気を持って、自分にとってベストな選択をしてください。