そもそもFacebookで出会えるもの？

Facebookは実名推奨のSNS。下手に出会いを求めれば周囲にバレてしまいそうなものです。
しかし、今はFacebookでの出会いを推奨する、婚活アプリがあるのをご存知ですか？「Omiai」や「Pairs」は最初はイニシャルでのやりとり、その後アカウントを相手に公開等も出来ます。Facebookと連携しているので、「実名がわかる」「私生活を想像しやすい」という理由から、じわじわと人気が上がってきています。
Facebookには、プロフィールに「未婚・既婚・婚約中」等のステータスをプロフィールに表示させる機能があります。実はどちらのアプリもこのステータスが「未婚」になっていることが登録の条件になっています。
つまり、実名での利用とはいえ、それを偽って登録していた場合は「独身」として婚活に励むことが出来てしまうのです。さらに言えば、アカウントの公開は自分で判断が出来るので、いくらでも隠し通せてしまうというからくりです。
その他にも、今増えているのが、外出先で気に入った店員がいれば、スタッフ証で名前を確認後、Facebookで検索してメッセージを送る「Facebookナンパ」。これは実名での利用だからこその特性といえます。

隅から隅まで検証！怪しい女はどーこだ？

さて、出会っただけでは浮気と言うにはちょっと早急すぎる気がしますよね。婚活アプリにしても、ナンパにしても、その後のやりとりをFacebookでも行っていることが非常に多いです。（勿論アプリについては、Facebookのアカウントを公開した場合のみですが）
まずは、オーソドックスにタグ付けです。Facebookに近況の報告をアップデートすると、「○○で○○さんと一緒です」のように、自分の投稿に一緒にいた友人のページをリンクさせることが出来ます。
例えば、よく遊ぶグループの中で毎度タグ付けされている女性はいませんか？また、投稿によくコメントはしている女性は？コメントはしていないものの、毎度いいね！をしている女性も要注意です。
後は、タイムラインへの投稿で「会ってみたいです」等の書き込みがされていないか、誕生日まで遡れるようであれば、誕生日のコメント内容にも注目です。「また○○行きたいね～」や「今度こそ旅行行こうね！」なんて、大胆に書かれていたりするものです。
悪質な例で行くと、Facebookのカバー画像がお揃いなんてものもあります。トップ画・プロフィール画像は友達一覧に表示されてしまう為、すぐにバレてしまうので、わざわざプロフィールへ飛ばないと確認出来ないカバー画像をおそろいにするようです。
カバー画像も完全にお揃いのものから、左右対称になっていたり、2人の手でハートを作った写真をカバーにしていることも。手だけであれば、明確に個人を特定出来ないので、浮気の証拠としても使えないというおまけつき。わざとやっているとしたら、とっても悪質ですよね。

Facebookで浮気発覚！その末路

Facebookで浮気がバレる…。実はとっても恐ろしいことだって、ご存知ですか？

既婚者だと知っている友人が、怪しい投稿を発見。
Facebookでつながっている友人から奥さんへこんな投稿があったと通報。

このパターンでの浮気発覚も増えているようです。また、怖いのは発覚した後。

結局、浮気調査を入れられてしまい、浮気がバレてしまった。
奥さんから浮気相手へFacebookを通じて、「全部知ってる」とメッセージ。
浮気相手はその挑発にのり、タイムラインでやりあっている。

タイムラインに直接投稿すると、本人以外にも友人たちにやりとりが見えてしまうのです。つまり、色んな人の前で奥さんvs浮気相手の修羅場が公開されてしまうという訳です。
結局、この方は浮気が原因で離婚。浮気相手と再婚のつもりでいましたが、浮気相手も人のモノが欲しいだけの泥棒猫だったようで、フラれてしまいました。
更に恐ろしいのは、Facebookを通じてそのやりとりを見ていた友人から、それぞれの友人達へ噂が拡散されてしまったことです。噂に尾ひれはつきもので、「浮気相手を妊娠させた」「奥さんにDVをしていた」と好き勝手に言われてしまい、友人たちも失ってしまう結果となりました。
そして、１人になってしまった彼は、現在もFacebookで元奥様、元浮気相手のアカウントで近況を見ているそうです。そこには、再婚して幸せそうな奥様と楽しそうに暮らしている浮気相手。彼だけが全てを失ってしまったという結末でした。
浮気は関係者全員が傷を負いますが、因果応報とはよくいったもので、罰が当たったとでもいうところでしょうか。ただし、仮に旦那様のFacebookで浮気を発見してしまった場合でも、浮気相手への誹謗中傷や旦那様のことを貶めるような書き込みをしてしまうと、名誉毀損となる場合もあります。感情的にならずに、冷静に証拠集めに徹しましょう。